インド・ムンバイを舞台にした2008年公開の映画「スラムドッグ$ミリオネア」を見ました。この映画が公開されたちょうど2008年に、私もムンバイから車で4時間ほど奥地にある都市である業務を開始しました。業務開始前の視察の際に、映画で主人公ジャマールと初恋の彼女ラティカとが運命的な出会いと別れを繰り広げた舞台の「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅」にも寄り、しばらく駅で人と列車を眺めたり、ムンバイを車で移動する際にスラムの横を通過していたので、かなりリアリティ高く見ることができました。インドのバイタリティをたいへんよく描き出せている映画です。この年の11月にはこの駅で同時多発テロが発生しますが、映画に出てくる混沌とした状況がそのままそこに存在していたような気がします。
この映画、インドを舞台にした映画ではありますが、いわゆるボリウッド映画(ムンバイの旧称ボンベイ+ハリウッドからの造語)ではないので、ボリウッド映画の定番である出演者がいきなり全員で踊り出すシーンは映画途中にはないのですが、映画の一番最後にジャマールとラティカが中心になってチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅で大勢か踊るシーンは”そうそうボリウッドはこうでなくちゃ”と思わせます。

